晩年になっても会社にしがみついたり天下りを繰り返す理由はなんであろう?
晩年になっても会社にしがみついたり天下りを繰り返す理由はなんであろう?
勿論、60歳前であれば住宅ローンや子育てなどの理由があろう。
65歳以降も天下りする輩は、生活水準を落とさないのが理由かと思っていた。
更に、70歳になっても天下りや権力にしがみつく輩は自己の存在感のためかと思った。
しかし、欧米では金持ちはさっさと引退し晩年を楽しむ傾向がある。
ビル・ゲイツなども福祉財団活動に余生を費やしている。
最近になって、これは基盤となる文化の違いだと思うようになった。
つまり、欧米人は神との対話という文化基盤があるが日本は無宗教のため存在しない。
死との対話を、権力・既得権を維持しすることで避けている。
死と対話する勇気がない。
永遠に生きられないという現実を忘れたい。
そして避けられないと知った時、人生でやりたい事が出来なくなってしまっている。
リスクを負わない人生を送った人ほど、現状を続けたいと思うのであろう。
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