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2010年2月20日 (土)

キヤノンマーケィングと富士通の協業から見えるもの

キヤノンマーケィングと富士通の協業から見えるもの
事務機メーカはシステムの一部という視点でプリンタ/複合機を捉えていない。
上流が見えてくると「システム上流のアプリケーション作成ツールや電子帳票のミドルウェアから末端のプリンタ/複合機までをシームレスに提供する重要性」が認識され始める。
一般にシステムベンダーは顧客システム資産の移行が重要課題で、DB構造、オンライン、プログラム言語、JOB制御、リモート出力などプリンタより上流課題が優先される。
一度、出力部分をキヤノン複合機でシステム設計を整えれば工数の発生する新たなプリンタや複合機を仕様化することはない。
富士通SEなどは、その業種の業務フローを理解して顧客と会話できる専門家であり、プリンタなどの知識は少なくアプリケーション層で会話可能なプリンタベンダーを重宝する。(プリンタ価格よりSE工数の方が、はるかに高くつく事が多いため)
このため、アプリケーション層で顧客と対話ができないプリンタベンダーは重要商談から徐々に淘汰されるであろう。
複合機・プリンタなどの切り口は重要であるが、顧客指向というなら上流(アプリケーションなどサーバ資源)からの視点でシステムを捕らえることが優先される。
将来、事務機器メーカはエンジンOEMや複写機能しか使用しない顧客相手で生き残れるとは思えない。
今後キヤノンに対して他の事務機器メーカ社は大きく遅れをとる可能性がでてきた。

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