自己の存在が宇宙構成の僅かな物質だと享受すること。
国土交通省が発表した2010年1月1日時点の公示地価によると、09年1月と比較できる全国2万7410地点の99.6%がマイナスで、下落地点の割合は1970年の調査開始以来最大となった。全国平均は商業地6.1%、住宅地4.2%と、いずれも2年連続のマイナスで、下落幅も拡大した。
株が上がった下がったという割には土地の値段に関しては疎い人が多い。
株と違い換金性が悪いからだろうか?
私のような戦後間もない頃に生まれた世代は1990年代までは土地神話を信じていた。
お袋のように戦中時代を経験した世代は、戦後の貨幣価値の暴落を体験しているため更に不動産を有難がる傾向がある。
バブル最盛期の1980年後半には借金も資産の内という言葉がはやった。
邱永漢さんの本を全て買い込み何度も読んだ事を覚えている。
今は倒産したマルコーの金澤社長も当時は時の人だった。
若かった自分が借金をしながらワンルームマンションやリゾートホテルに投資して一喜一憂したことが懐かしい。
株にも入れ込んだのを覚えている。
当時の運用はうまくはいかなかったが、その時の経験が自営業になってもなんとか喰うに困らない生活ができる基礎になった。
年を取ると、そこそこ食えればいいと思うことが多い。
近頃は、億単位の金は欲しいがそれ以上貰っても扱うのに苦労すると思うようになった。
こう観ると幸せとは煩悩からの脱却だと思う。
鳩山一族のようにお金が有り余っていても脱税する輩がいる。
鳩山邦夫氏が自民党を離党して「いばらの道だ」と語ったそうだが、誰も頼んでいないのに自分で煩悩を膨らまして苦しんでいるだけの話である。
所詮、人間の存在など宇宙規模で考えれば些細なもの以下である。
「自己の存在が宇宙構成の僅かな物質だと享受すること。」
これを悟る事が、幸せの近道のような気がする。
参考まで
http://www.vsp3.com/iwamigin/shuchou/
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