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2011年6月16日 (木)

語学は道具

仏映画はフランス語の響きがいいので見ていて楽しい。映画を見ていて40年くらい前に、ユーロエルパス(鉄道の周遊券)を使ってヨーロッパを旅行したことを思い出した。電車でドイツからベルギーに入った時に、検札に来た車掌が独語・仏語・英語で客の顔を見ながら言語を使い分けていた。語学は重要だと思っていたが、車掌さん位でも何ヶ国語も話すのには驚かされた。「ダ・ヴィンチ・コード」や「プライスレス 素敵な恋の見つけ方 」に出演しているフランスの女優さんオドレイ・トトゥもバイリンガルだが、オードリー・ヘップバーンやジョディ・フォスターなども何ヶ国語も話すらしい。また、ハリウッド映画スターのジャン=クロード・ヴァン・ダムが仏語を話していたので驚いたが、彼はベルギー人なので納得した。フェリーニの「道」でザンパノ役のアンソニー・クインもイタリア人かと思えば父はアイルランド人、母がアステカ族系メキシコ人というから何ヶ国語も話すのだろう。
ずいぶん前に仕事で知り合った中国人に、「語学は重要だと思い勉強したつもりだが未だにできないのは才能がないのだろう」と言ったところ、「必要がないから覚えないのだ」と言われたことを思い出した。確かに、英語圏の一般人でバイリンガルは少ないような気がする。昔、米国で「将軍」という日本料理店で米国人と下手な英語で話しながら日本語で注文(ママさんは日本人)していると「彼はバイリンガルだ。」という話し声が遠くから聞こえてきた。内心嬉しかったが、こんな下手な英語がファーストランゲイジだというなら私は白痴である。そういえば、高校の英語教師が、外人に「何年間、英語を勉強しているか?」と聞かれたら「半年と答えなさい」と言われたのを思い出した。理由は、相手の外人がお前のことを白痴だと思わないためだそうだ。
ところで、20年以上前に現地中国人と香港で技術打ち合わせをした時に下手でもいいから通訳を入れないで欲しいといわれた。専門的な単語が分かれば意図するこが理解できるため、専門性のない通訳を入れると相手が不安に思うのが使いたくない理由らしかった。確かに語学は道具でしかないため、私の勤めた会社でも語学訓練を推奨はしていたが語学そのものの評価は全くされなかった。宇多田ヒカルがせっかく名門のコロンビア大学に入学したのに半年も通わなかったのは、多少話せても学業について行けなかったのだろう。日本は卒業が簡単なのに通わなかった広末涼子も同様だろう。本人たちは忸怩たる思いだろうが、これらは自己責任だ。しかし、目立ちたがり屋の政治屋が能力もないのに重要な役職に着いて国民や被災民に迷惑をかけるのは話が違う。即刻、辞めて頂きたい。ルーピー鳩山・ペテン師菅・アナーキスト仙谷・紅衛兵蓮舫といい加減にして頂きたいものだ。

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