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2011年7月13日 (水)

キヤノン・クラウドの問題点

今朝の日経新聞に、つまらない内容に大きなスペースを取った記事があった。キヤノン・クラウド活用という題目で、セールス・フォースなどと連携してキヤノン・クラウドから複合機に印刷する。要するに帳票印刷のフォーマッタをキヤノンが提供してキヤノン複合機に印刷するという内容だ。
記事を書いた記者に、取材するならもっと真面目にやれと言いたい。帳票印刷とは、紙媒体による何かしらのアウトプットである。つまり、コンピュータで処理されたデータから必要なものを人が見やすいように印刷することだ。処理するアプリケーションや顧客のデータ・ベースは、セールス・フォースのサーバー上に構築されるであろう。米国のセールス・フォース上のサーバーから日本のキヤノン・クラウドへ帳票印刷に関係する部分のみ連携して印刷する運用らしい。
記事には従来パソコンなどで数値データを読み出し書式に打ち出す必要があったが、自動作成機能により大幅に事務作業が減らせるというが事実であろうか?
例えば、セールス・フォースのサーバー上管理されていたデータを、キヤノン・クラウドに移行して印刷するのであれば、パソコン上の印刷フォーマッタをキヤノン・クラウド上で実現することになる。LAN接続のシステム配下には多種多様なプリンタ・複合機が接続されているためプリンタ独自言語を使用せずPDFやイメージデータでの印刷となる。顧客データの中にイメージデータなど含むと回線ネックになって印刷処理速度がでないことが危惧される。そもそも、米国でセールス・フォースのサーバー上で一元管理されているアプリケーションやデータベースから、わざわざ印刷部分だけ日本にあるキヤノンのサーバーに移して二元管理することは、それぞれのクラウド・システムのポリシィーが違うだろうからデメリットのほうが大きい。
事務機器屋さんの企画するものは、システム全体の効率化を無視した印刷機の発想しかない。つまらない記事に時間と紙面を割く日経記者のレベルも問題だ。次回からは、キヤノンの全面広告の中でこのような記事を配置して頂きたい。

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