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2011年8月 2日 (火)

汗水垂らして働く株式評論家とは

最近インターネットでラジオが聞けるようになった。日経ラジオには、多数の評論家という人が登場する。統計的手法で説明する解説は、結果はともかく一聴に値するものがある。他方、ハッタリだけの愚かな評論家も多いことに気づく。株屋上がりの連中は、円高でも困るのは輸出産業だけで大したことではない。株価が下がらなければ問題がないそうだ。このお人も過去証券会社勤務だったので日本の輸出産業が額に汗して今日の日本の礎を築いたことなど知しるよしもない。株価の電光掲示板をみて一生を過ごしてきたからだろう。何故、自分の給料がバングラディシュの証券マンより高いのかを自問したことがないのだろう。東電職員や公務員にも同様に問いたい。
そんなに、先見性があるなら自身で投資すれば大儲けできるのに、北は北海道から全国を講演と称して他人を儲けさせるために汗水垂らして働いている。テラ銭をもらって働いたほうが儲かるなら本末転倒の詐欺師だ。有名なファンドの村上さんは、忙しくてテレビやラジオには出演しなかった。
昔、邱永漢さんが夏の暑い時に別荘販売の説明など聴くものではないと助言していた。金値持ちで別荘に住んでいる人は、夏の暑い時期にそのような説明の仕事などしないそうだ。別荘など持たずに毎年違ったところに旅行をすることを勧めていた。今の、株屋上がりの先生も、夏の暑い時に休暇を取っていないのは、お金に余裕がないのだろう。こちらも、タダでラジオを聞いているので文句も言えない。トンチンカンな発言があっても頷けるような気がする。

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