神とのコンタクト
旧約聖書の中に詩篇という項目がある。その150篇の詩はユダヤ教の神を称える賛歌だったらしいが曲が伝承されずに詩のみが残った。カトリック教会では、後世になって曲をつけて典礼聖歌として教会ミサで歌われる。キリスト教の賛美歌を記録して残すために発明された楽譜が、現在使われている五線譜のもととなったらしい。プロテスタントには、多数の国々で多くの賛美歌があり、メソジストが源流のゴスペル(福音)ミュージックという分野まである。キリスト教(後世の呼び名)は、ユダヤ教(イエスはユダヤ教改革派)から分離したものであるから賛美歌(カトリックでは典礼聖歌)というものを歌いながら自己陶酔し、神との接点を求めたのだろう。カトリックに改宗する前は、プロテスタント宗派に在籍したので辛いときには讃美歌270番「信仰こそ旅路を」などを歌った。特に4番の歌詞の「信仰をぞわが身の杖と頼まん、するどき剣もくらぶべしや。世々の聖徒らを強く生かしたる御霊を我にも与えたまえ。」などを口ずさんで自らを鼓舞したことを思い出す。カトリックの典礼聖歌は、プロテスタントの賛美歌ほど煌びやかではないが旧約聖書詩篇の歌詞を用いてミサ(礼拝)を行う。元々どんな音楽であろうと何か共感することがあるから繰り返し聞いたり、歌ったりする。そして、祈りと同様に神との共感・接点の手段や道具として用いられたと思う。ところが、全てとは言わないが日本のキリスト教会は、ファッションであったり、退職後に行き場のない人々のたまり場だったりする。このような教会の面々との人付き合いの煩わしさを解消し、神との接点を求める方法はないかと考えてしまう。
人の意識状態のコントロールを可能にする音響技術に「ヘミシンク」がある。この技術は、米国モンロー研究所が開発したもので、脳を活性化させて、現在行いたいと思う動作に必要な脳波を出すことを助ける。最近は、これを利用し独自に神との接点を設けている。しかし、正式にどこかの教会が認めている方法ではないため神との接点ではなく私の独断の思いこみかも知れない。そうであれば、新たにプロテスタント宗派がひとつ増えてしまうことになる。
参考まで
科学的な聖書研究が進んだ現代においての神、創造主とは? 下の画面をクリックすれば神を体感できます。
http://iwamigin.vsp3.com/shuchou/
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