俳優さんの歌声
ウッディ・アレンの作品はわかりづらいので「Everyone says I love you:世界中がアイ・ラブ・ユー」を観ようとは思わなかった。ところが初っ端に、エドワード・ノートンが歌っているので珍しいと思い観ていると、ドリュー・バリモア、ゴールディ・ホーン、ナタリー・ポートマン、ジュリア・ロバーツ、ティム・ロスと豪華なメンバーだったので驚いた。面白かったのはこの映画は、ミュージカル調のコメディで意外な俳優が歌っていた。たとえば、「ムーン・リバー」のオードリー・ヘップバーンや「帰らざる河」のマリリン・モンローなどそれなりに歌が決まっていた。「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンは格別に上手かったし、「マイフェアー・レディ」は吹き替えになったが、吹き替え前のオードリー・ヘップバーンの肉声も上手いと思った。歌うことが専門でない俳優さんが、映画の中で一生懸命に歌っている感じがして面白かったが、ジュリア・ロバーツの歌は気の毒なほど下手くそだった。昔の日本の俳優さんは映画の主題歌を歌わされていたので、浅丘ルリ子さんも下手だと言いながら「愛の化石」を映画で歌っていた。個人的には、マリリン・モンローの「帰らざる河」と同様に大好きな歌である。
http://iwamigin.vsp3.com/sukinauta1/yuuhinooka.mp4
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