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2012年3月

2012年3月22日 (木)

体面を気にしない生き方

キャリアを積むに従って転職で高位のポジション(高給)を得る人が話題になる。しかし、全く逆の場合も多いことは知られていない。私が勤務した1980年代前半、ミネソタ大学出身の米国大手コンピュータ会社で高給を得ていた人材を営業のトップに迎えていた。当時、営業職は白人でなければ勤まらない時代であった。サンノゼに移り住んで日系企業に勤務することは何か事情があったのだろう。彼の場合は、売り上げを達成できずに解雇される前に辞職していった。そして、最後は昔の部下だった友人と二人で小さな商売をしていたと聞いている。大企業で活躍した人材が、必ずしも転職して上手くいかない事例だろう。日本も同様で、某大企業で高位のポジションを得たからといって、優秀とは限らない。高級官僚や東電が天下り先を作るのは、自分たちが自由競争社会で通用しない人材であることを理解しているからだ。大企業の高位管理職や担当職レベルであっても、これと同様に肩書きがなければ全く仕事ができない輩が多い。新卒の学生が就職で大企業や公務員を目指すのは世相を敏感に読み取っているからだろう。オリンパス事件などを見ていると会社の損失には無頓着でも自分のマンションは早々と他人名義に書き換える。東電に至っては、原発対応の疲れで入院中の社長が、一億円の住宅ローンの返済を行ったと聞いて呆れてしまう。大木に留まるセミ同様に蜜を吸い尽くすまで会社を離れない。身近でも、肩書きがある時は偉そうなことを言って他人をリストラしたくせに、自分のこととなると、閑職に左遷され疎まれながらも最後まで会社にしがみ付いてサラリーマン人生を全うする輩もいた。全くリスクを伴わないで過ごした人々の一生とは学ぶべきものが少ないため空虚なものではないだろうか?所詮、日本のサラリーマン社長に経営者の資質や倫理観を求めることなど無理なことだ。勤め人を終えた今、改めて考えてしまう。

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2012年3月18日 (日)

天皇陛下にたしなめられた将棋指し

阪東妻三郎というと、無法松の一生や王将が思い出される。当時は白黒映画だが、今日、観賞しても感嘆させられる。どうも映画の良し悪しは、脚本は勿論だが俳優が大きな比重を占めているようだ。「無法松の一生」の車夫・松五郎にしろ「王将」の坂田三吉にしろ阪東妻三郎という大役者がいなければ、これほどの作品にはならなかった気がする。古い話になるが、升田幸三は坂田に親しく将棋を教えてもらったとか、大山康晴が阪田の記録係だなどと聞くと身近に感じる。坂田一門の流れには、内藤國雄、故森安秀光、谷川浩司、久保利明などタイトルホルダーも多い。更に、NHK杯ベスト4の畠山鎮、売り出し中の菅井竜也、船江恒などの若手もいる。ところで、人妻を寝取ることを自慢したり、著作権を侵したり、あげくの果ては天皇陛下にたしなめられた「関東のエロ事師」が、旗振りをしているようでは、将棋連盟の将来が危い。坂田三吉の流れを組む関西舎弟が頑張って改善して頂きたいものだ。 Ousyou

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2012年3月15日 (木)

読売新聞の倫理観を疑いたくなる。

今般、朝日新聞の調べで、巨人が逆指名制度を利用して入団した主力6選手と結んだ契約が、球界で申し合わせた1億5000万円「最高標準額」を超えることが判明した。こうして、巨人は、逆指名制度が存在した時期に協約違犯で大物を次々と獲得した。巨人といえば、江川(空白の一日)に始まり桑田(早大進学偽装)、そして上原・阿部・二岡・野間口・高橋由・内海(協約違反)と球界全体が合意したルールを破り続けた。このように嘘で固めた球団の振る舞いは、親会社読売新聞の倫理観を疑いたくなる。新聞記事もこれと同様にいい加減なものだろうと疑ってしまう。そういえば、 昨年、清武前代表が渡辺球団会長を批判して解任されたことも思い出される。

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2012年3月 6日 (火)

自己メンツのため受刑者を苦しめる検察

東京電力の女性社員殺害事件の再審請求審で、被害女性(当時39)の遺体や着衣の付着物から、無期懲役が確定しているゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者と一致するDNA型は検出されなかった。再審請求審ではすでに、女性の体内にあった第三者の男性の体液と殺害現場のアパート室内にあった体毛のDNA型が一致したことが判明している。追加鑑定では、女性の下腹部や口の周りのほか、殺害時に着ていたコートの左肩の血痕からも、この男性とみられる型が検出された。また、女性の下着から検出された型で、検察側がマイナリ受刑者の可能性を否定できないととらえていた物証については、今回の鑑定書は「(誰のDNA型かという)判断は困難」と指摘している。
無罪が明らかなのに自己のメンツだけで受刑者を苦しめる。検察とは極悪非道の役所かと言いたい。確かに、村木元局長の事件でも、証拠を捏造し犯人に仕立て上げた。そして、罪を認めないといって、一年間も拘置所に留め置くなど常識では考えられない。勤務時間(国会)に党首討論より自己の競馬の体調のほうが気になる法務大臣にも呆れてしまう。

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2012年3月 5日 (月)

「ただの仲良しごっこの愛」

本田哲郎神父の「続小さくされた者の側に立つ神」の冒頭で、日本カトリック教会の戦争責任について触れている。カトリック教会としての反省と責任を負う決意がなされない・・・に続き以下の文章がある。
《残念ながら、こうしたキリスト者の無神経さの原因は、少なからず教会の福音理解の甘さにあると思う。愛し合うこと、和解すること、一致を大切にすることが福音の教えの帰結であるかのように錯覚して、それらの前提もしくは土台として神が要求している正義、痛みを共感するところから出る怒り、抑圧する者との対立、差別する側との分裂の福音的な価値を見過ごしている。これらの土台を欠いた愛はただの仲良しごっこであり、和解したつもりでもそれは不正を飲む妥協に過ぎず、一致を大切にしたつもりが体制への迎合に終わってしまう。》
似非クリスチャンの小生でも、教会内の「ただの仲良しごっこの愛」を痛感する。もちろん、小生の場合は矮小な点からで、本田神父のような「俯瞰の目線」ではない。聖書は、旧約聖書と新約聖書から成りたっている。そして、旧約聖書はユダヤ教から引き継いだものだ。当然、バビロニアの奴隷(バビロン捕囚)として過ごした差別への怒りや痛みなしには成立しない。つまり、本田神父が特に強調している「痛みを共感するところから出る怒り、抑圧する者との対立」がなければ、キリスト教の福音は成り立たない。私の過ごした教会(プロテスタント教会、カトリック教会)は、この辺が全く欠如していて、信者の多くは教会をサロン化していた。事実、雑談の中で私の尊敬するT神父は、「本当のクリスチャンは教会には来ないものだ。」と仰っていた。もちろん、オフィシャルに言われたわけではないため、教会内部の信者の質を嘆いての発言だろう。更に、プロテスタント教会の場合は信者の質以前に、神の名で自分の勝手な解釈を織り込む牧師が問題だと痛感させられる。カトリック教会の場合は、信者と異質な神父やシスターが共生するためプロテスタント教会より多少ましなような気がする。

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2012年3月 1日 (木)

バーガーキングが韓国人を侮辱する

バーガーキングが韓国人を侮辱する領収書を渡したと大騒ぎになっている。ロサンゼルスのコリアタウン近隣バーモントにあるバーガーキング店の従業員が、現地韓国人客スティーブ・ソンさんに対し、アジア人を侮辱する意味を持つ「Chinitos(小さい中国人)」という言葉を書いた領収書を渡したという。韓国という国は、他国を誹謗中傷することは平気で行うが、自国が差別されると大騒ぎする。そういえば、「変な国」と軽いジョークを飛ばしたメグ・ライアンも韓国マスメディアにさんざん非難された。一方、サッカー選手のキ・ソンヨンが、日本での侮蔑表現の猿パフォーマンスは、哀れな朝鮮人だと日本人は無視した。キム・ヨナは、根拠もなく「日本人選手が練習を妨害した」という発言の謝罪は行われただろうか?かわいそうに、キム・ヨナは日本で不人気なためアイスショーに出演できない。古い話だが、ロス暴動の掠奪と焼き討ちは韓国人街とその商店に集中したことを、思い出した。民族主義国家の韓国では、政治家や芸能人ですら過激な発言が多い。韓国のアイドルグループ 「Block.B」がタイで行われたインタビューで、タイの大洪水被害に関しバカにするような言動があったことを例に出し「韓国人たちは異文化に対する理解を持たなければならない」とタイで非難されたり、日本批判が多い女優キム・テヒのCM制作発表会が日本で突然キャンセルになったりしている。今回の中央日報記事も、現地韓国人客スティーブ・ソンさんに対し、アジア人を侮辱すると書かれているが、日本人や他のアジア人を取り込まないで、「韓国人が侮辱された」と正確に書けば「身から出た錆」だと容易に理解できる。

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