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2012年3月 6日 (火)

自己メンツのため受刑者を苦しめる検察

東京電力の女性社員殺害事件の再審請求審で、被害女性(当時39)の遺体や着衣の付着物から、無期懲役が確定しているゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者と一致するDNA型は検出されなかった。再審請求審ではすでに、女性の体内にあった第三者の男性の体液と殺害現場のアパート室内にあった体毛のDNA型が一致したことが判明している。追加鑑定では、女性の下腹部や口の周りのほか、殺害時に着ていたコートの左肩の血痕からも、この男性とみられる型が検出された。また、女性の下着から検出された型で、検察側がマイナリ受刑者の可能性を否定できないととらえていた物証については、今回の鑑定書は「(誰のDNA型かという)判断は困難」と指摘している。
無罪が明らかなのに自己のメンツだけで受刑者を苦しめる。検察とは極悪非道の役所かと言いたい。確かに、村木元局長の事件でも、証拠を捏造し犯人に仕立て上げた。そして、罪を認めないといって、一年間も拘置所に留め置くなど常識では考えられない。勤務時間(国会)に党首討論より自己の競馬の体調のほうが気になる法務大臣にも呆れてしまう。

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