ソーシャルゲーム批判で思うこと
楽天がDeNAの球界参入にあれほど反対したのは、なんだったのだろうか?ソーシャルゲームで遊んだことはないが、偶然DeNAの株を買ったことから興味をもってしまった。コンピュータ開発に黎明期から携わった小生の目で、グリーの財務諸表を読むとこんなに儲かっていいのかというくらい健全である。シナジー効果も無い球団買収をして剰余金を流出させた経営者を見て、DeNAを売却しグリーに買い換えた。株価は、弄ばされて上下しているが、いずれ財務諸表とおりの価格に落ち着くだろう。確かに、子供がお金を使いすぎることは問題だと思う。しかし、日経新聞が通貨選択型のデリバティブ商品など詐欺まがいの投資信託が多数販売されていることの批判はせず、グリーへの悪意を持った記事を読むと呆れてしまう。以前、日経記者に、業界のインタビューを受けたが、全く専門知識もないのに上手く文章を纏めると感心した。ところで、なぜソーシャルゲームが儲かるのかは社会基盤が、インターネット上に移行してしまったことだろう。スマフォの普及で、音楽・ゲーム・電話・手帳などが統一されてしまった。ネット上に検索基盤を構築したGoogleがPCではマイクロソフトを徐々に駆逐し、携帯ハードでもアップルを侵食している。しかし、アップルの本当の強みは、世界中の著作権問題を上手く解決してネット基盤上に音楽などの配信プラットフォームを作ったことだろう。ネットでも有料新聞などより無料のbloombergが主流になってきた。そして、任天堂やソニーの業績が落ちてきたのは専用端末からスマフォ上のソーシャルゲームへの移行が原因だろう。話を戻すが、国の監視機関は、ネットワーク上の規制などできると思っているのだろうか?サーバーが米国にあれば、日本の法律で縛ることはできないし、他国のゲームメーカーが日本を占領することになるだろう。未成年者の過失は親の責任であるから携帯電話を取り上げるとか、もっと家庭内で話し合うことが重要だと思う。いずれにせよ、ネットやITが解からない監督官庁が騒ぎ出すと国益を損ねる気がする。政治家主導で国益を守って欲しいものだ。
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