市場を混乱させる印刷屋さんのクラウド
最近、クラウドという流行語が盛んに使われる。元々は、セールスフォース・ドットコムのCRMソリューションのクラウドコンピューティング・サービスあたりから使われだしたと思う。そして、IBMが一般的なパブリック・クラウドと別に、基幹系のシステムをプライベート・クラウドと呼んだ。それを統合したものを、ハイブリッド・クラウドと定義した。クラウド・コンピューティングで問題なのは、データ・ベースの統合や自社管理システムとの整合性である。
呼称は、ともかく、クラウドという言葉が一人歩きしている。富士ゼロックスのインターネットを介して、ドキュメント共有環境を提供する月額課金制のクラウドサービス「Working Folder(ワーキングフォルダー)」といっているが、フォルダーをネット上に構築したという構成だ。そして、自社複合機と連携した操作パネルで、共有されたドキュメントを出力するという。要するに、共用ファイルから印刷する。シャープのクラウド・サービスも共用ファイルから自社の複合機に印刷する。印刷屋さんのクラウドは、共用ファイルから自社プリンタに印刷することをクラウドと呼んでいるらしい。そうすれば、ホスティングなどは、当然クラウドと呼ばなければならない。セールス・トークで呼称を拡大して使用すれば、専門的知識のない顧客は混乱してしまう。印刷屋さんには節度をもってやって頂きたいものだ。
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