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2012年7月 9日 (月)

意識の中にある接点

記憶は、脳の中にあると教えられていたが、最近読んだ本では体全体が記憶装置だという説もある。寝ながら記憶を巡らすと楽しい。若者に、空想ではかなわないが唯一勝っていることだろう。昔の学友とメールを交わす機会ができて気づいたことがある。それは、現在から過去に超スピードで記憶を下ることができるが、意識の中にある接点はいつまでも大学一年生の18才でしかないことだ。それと同時にこちらの内面的な意識も開放され当時のままになる。そして、青臭く心地よい緊張感が沸いてくる。どうも、仮想的空間では、当時の時空のままで交わっているから年齢も若返るようだ。過去のことを振り返えれば、記憶に出てくるものはすべて当時の年齢でしかない。意識は、過去の空間で繋がっても、空白の何十年を知らないので少し不安になる。私のように、生活基盤をネットの仮想的な空間に置くと、日々、しがらみに縛られて暮らす人と意識のギャップはあるだろう。しかし、もう少し時空を太く繋げて、棺桶まで持っていくはずの当時の話を告白できたら楽しいだろう。過去の時空で共感できる相手と接点を持つことは、何か生き返った気分だ。

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