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2012年7月30日 (月)

クラウド上のデータベース

最近、市場を混乱させるようなセールス・トークの用語使用が多いため、クラウドの課題について考えてみる。クラウドコンピューティングで最も重要な課題はDB(データーベース)をどうするかである。Google、Amazonなど実際のクラウドを運用しているシステムは、基本的にスケール・アウトで商用RDB(Relational Database)を使用していない。Googleなどは、トランザクション処理が必要な顧客はいないと、割り切った考え方でスケール・アウトで高速化している。商用DBの欠点は、Googleのようなデータ規模が大きいものには向かない。そして、価格が高いことも原因である。クラウドの進化はDBの変化を追いかけることである。WEB Scaleの大容量化とScale outの手法からRDBからKEY/Vale型DBになってきた。クラウドの分散DBの手法は障害やノードの追加/削除が起こった場合にも、システム全体の処理速度に影響を与えないことが求められる。Peer to Peer型の技術で何百万のサーバを連携させることも研究されているが、現在はno-hopである。(ルータのhopと考え方は似ている。)    いずれにせよ、現実的に対応するにはDBの扱いをクラウドより先に考えなければならない。既にある数TBに及ぶ既存業務データをどう移行するかが、頭の痛い重要課題である。

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