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2012年7月31日 (火)

プリンタの付加価値について

キヤノン、リコー、富士ゼロックスなど複写機ベンダーは、多くの機能を付加価値と称している。これら機能を、顧客サイドの環境から眺めてみた。
1.大規模顧客のシステム環境
 専門のシステム部門がネットワーク全体を一元的に管理するため、本来サーバで行うべき機能を複合機に持ち込んでも、アプリケーションの世代管理や移植を考えればメリットはない。セキュリティ、災害対応、システム管理などの対応が複雑となり使用されることはない。
2.小規模顧客(10-15人)のシステム環境
 このクラスの顧客は勘定奉行などのパッケージ商品を使用するため、PCのみで管理する方が効率がよい。そのため、複写機ベンダーの多くの機能は使用されない。
3.ソフトベンダーの対応
 ソフトベンダーにとって、複写機ベンダーが複合機上にJavaの開発環境を整えても、複合機をプラットフォームとする販売台数は、市場規模が小さくて開発投資するメリットがない。

システム全体を考慮しない付加価値は、実際に使用されないため顧客メリットがない。思い込みの付加価値とは、なにかを、再考する必要があるのでは?

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