大阪しぐれ
最近、聴き込んでいる曲がある。
作詞 吉岡 治 作曲 市川昭介
唄 都はるみ
ひとりで生きてくなんて
出来ないと
泣いてすがればネオンが ネオンがしみる
北の新地は 想い出ばかり
雨もよう
夢もぬれます ああ大阪しぐれ
ひとつやふたつじゃないの
古傷は
噂並木の堂島 堂島すずめ
こんなわたしでいいならあげる
なにもかも
抱いてください ああ大阪しぐれ
しあわせそれとも今は
ふしあわせ
酔ってあなたは曽根崎 曽根崎あたり
つくし足りないわたしが悪い
あのひとを
雨よ帰して ああ大阪しぐれ
勤め人だったころ、大阪出張時に営業とよく北新地で飲んでいた。F社関連の接待なので北新地とは名ばかりの婆さんホステスばかりの店が多かった。「大阪しぐれ」は知っていたが、最近歌詞をかみ締めて聴くと懐かしく当時が思い出される。実際、ホステスさんがみんなこういう境遇だと思わないが、ありそうな話だ。ところで、吉岡治は、詩人のサトウハチローの門を叩き、弟子となったというから筋金入りの詩人だ。千賀かほるの「真夜中のギター」など好い詞だと思っていたが吉岡の作品だった。多くの人が生活している街中で、どちらの唄も心の中は孤独でつらい情感が主題となっている。ひとは、一人では生きられないのだろうか?確かに、絆で繋がっている友人がいると思うと安らぎを覚える。
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