お盆になると
お盆になると思い出す。田舎の両親が煩いので、盆暮れは必ず帰省した。かかった費用だけで、小さな中古マンションが買えそうだ。別に、帰ったからといって、何かあるわけではない。子供たちも、大きくなると地縁がないので行きたがらない。そうはいっても、私だけは、母がケア施設に入っている今、何か理由を付けて年に二回程度は帰る。親が子離れをしないのは、困ったものだと思うが、自分の身に当てはめると、未だに独身貴族の居候がいる。妻は、家賃を取れというが、お前がそれに見合った食事が作れるのかといって拒否している。そして、居心地がいいのか全く出る気はなく、剰余金で余暇にせいをだしている。田舎者の自分が、一から財を成す苦労を子供にさせたくないから甘いのかもしれない。確かに、若い頃は、全く余裕がなく、自然と質素倹約が身についてしまった。余裕ができた今になっても、とくに、なにかを欲しいと思わない習癖はありがたいものだ。
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