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2012年9月28日 (金)

アジアから嫌われる韓国

Fire Fb4355 李明博大統領の竹島上陸、天皇陛下への不敬発言以来、日本人の「嫌韓感情」に火がついている。しかし、嫌韓は日本だけではない。貧しい地方のカンボジア人女性が、“韓国に行くと幸せになれる”という宣伝文句に騙され、事実上買われたかたちで国際結婚する。しかし、韓国へ渡ったカンボジア人妻が家庭で暴力を振るわれ、虐待されるケースが続発している。事態を重く見たカンボジア政府が、韓国人男性との結婚を一時禁止した。 「韓国人は、女性を商品のように扱う」とベトナム主要紙でも韓国を批判的に報道している。「一般的にベトナム人には、ベトナム戦争時代、韓国人兵士との間に混血児として生まれた“ライタイハン問題”への悪感情が今なお残っているため、韓国人への嫌悪感が強い。それでも最近、ベトナムへの著しい経済進出で、大人しいベトナム人女性と国際結婚したがる韓国人男性が増えてきた。庭内暴力などの事例が相次いでいる」。そして、これがベトナム・韓国間の外交問題になり、実際にベトナム政府は2011年以降、「満50歳以上、または年齢差が16歳以上」の韓国人男性とベトナム人女性との国際結婚を禁止する厳しい制限規定を設けた。先進国で韓国以外の国が規制対象になることはない。
今年6月、日本の右翼団体が反韓デモを行い、太極旗(韓国の国旗)を踏みにじった。韓日国交断絶を主張し、新宿まで行進した末、太極旗を破り、踏み付けたのだ。デモ隊は太極旗の四方に配された四卦(しけ=易占いで用いられる基本図で、黒い長い棒と、中央の途切れた二つの短い棒で構成される)をゴキブリのように描き、韓国人を虫のように見下した。さらに太極模様(赤と青の部分)を「ペプシコーラ」と嘲弄した。極右派は旭日昇天旗を掲げ、ゴキブリの描かれた太極旗を踏みながら行進した。朝鮮日報(韓国新聞)は以下のように痛烈に日本批判している。『1600年代のキリスト教弾圧を描いた日本の小説「沈黙」は、侍たちがキリストの肖像画を足で踏む「踏み絵」の様子を描写した。侍ちは、キリストの肖像画を踏まないキリシタンを、その場で打ち首にした。他人を踏み付けることに快感を覚える加虐本能が、日本人の遺伝子の中に今なお流れているのだろうか。国と国の間に争いがあったとしても、相手が大切にしている価値をないがしろにしないというのは、必ず守るべき最後の一線だ。日本文化には以前から猟奇的、怪奇的な要素が多かったが、それにしても最近の日本列島はついに巨大な虫に変化し始めたかのようだ。』
確かに、一理あるとは思うが、自分たちが売春婦を従軍慰安婦と言い換えた批判や日章旗を燃やしたりすることには鈍感なようだ。一方的な批判では相手を納得させることはできない。74860 P2011 そして、韓国の人に一つ覚えて欲しいことがある。1882に米海軍省(Navy Department)航海局(Bureau of Navigation)が発行した『海上国家の旗』(Flagsof Maritime Nations)に収録されたこの太極旗は、青、赤の太極模様と黒の4卦など、現在の太極旗の原型を保っている。200401260000721in_homecul_w_2 「属国清大」つまり「大清国属高麗国旗」と書いてあり、太極旗は「属国旗」として作られたものである。


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