何に投資するか悩んでしまう
最近、何に投資するか悩んでしまう人は多いだろう。日本国債は、金利があまりに低いので、購入してリスクを取るより銀行に現金で置いていく方が安全な気がする。国内では、少子高齢化で実需のない日本の不動産より、芳しくないが配当がそこそこ出る日本株くらいしかない。ヨーロッパが落ち着けば、経常収支が大幅赤字(世界最大の貿易赤字国)で短期金利も非常に低い米ドルは、円に対して切り下がり円高になるだろう。そう思うと、とても米国の不動産ファンドにも投資する気になれない。かといって、インドやブラジルなど高金利通貨は、国の成長率が鈍化すれば真っ先に売られる。これも、数年前に為替差損で大やけどをしたので怖くて手を出す気になれない。米ドル基準の金価格は、投機筋の介入で激しく価格が振れるが、総じて今後も上がり続けるだろう。配当がないことは不満だが、実物保障の無国籍通貨と思えば安心な気がする。そうはいっても、味気のない金ETFより宝飾品で持っていたほうが楽しいと思い、宝石店を覗くが、金地金の倍以上のお値段のため買う気にもなれない。もっと酷いのは、プラチナ(白金)は金と地金価格が逆転して安いはずなのに18K金宝飾品の2倍の値段で売っている。日本人しか着けないプラチナを言葉巧みに高値で売りつける宝石店の店員とは「ぼったくり屋」かと思ってしまう。
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