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2012年11月21日 (水)

インフレリスクの担保

ワールド ゴールド カウンシル(WGC)の日本代表を務めた豊島逸夫のコラムで面白い記事があった。国内金価格上昇で日本の一般個人投資家は金の「売却」に走る傾向にあるが、豊島氏の知り合いの元経済官僚たちは金の「購入」を増やしているという。1000兆円(日本国債)の債務の「帳簿を見てきた」経済官僚たちは、「国債の日銀買い入れ」「無制限通貨供給」という安倍自民党総裁発言に「円の通貨価値堕落」の兆しを感じて金を購入しているらしい。彼らは「もし、安倍連立政権になったら、自分の退職金を円では持ちたくない」と淡々と語っているという。経済官僚たちでなくとも、多少経済に明るい人なら1000兆円もの負債が返済不可能なことぐらい判っているだろう。金本位制度が崩壊して、管理通貨制度に移行したこと自体、インフレで債務が帳消しになることを可能にしたからだ。米ドルの無秩序な紙幣増刷を許容することは、通貨価値の下落以外に救済の道はない。実物資産として何を選択するかは個人の嗜好かもしれないが、有史以来、通貨だった金でインフレリスクを担保とすることはもっとも自然なことだろう。

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