愚かな政治家の末路
今回の衆議院選挙の結果を見てユダヤ人のジョークを思い出した。
ある日、神様が、「お前の望みはなんなりと叶えてやる。お前の望みはなんじゃ?」と、肉屋に告げた。
肉屋が、望みを言おうとしたが、神様は、「待て、待て、一つ条件がある。同時に、パン屋にも、お前の望みの二倍叶えてやることになっている。そのことをよく考えて、望みを言いなさい」肉屋は困って、神様に訊いた。
「じゃあ、不幸であれば、パン屋は二倍不幸になるのですか?」
神様「そうじゃ」
肉屋「であれば、神様、どうか私の片目を潰してください」
野田首相は、権力闘争の末に民主党政権の立役者小沢一郎・鳩山由紀夫の追い落としを謀った。次に、野田降ろしで、評判のいい細野豪志を首相にして次期衆議院選挙を戦うという画策潰しのために、この時期に衆議院を解散した。保身のためにやった衆議院解散の結果が57議席という大敗北で民主党自体を潰してしまった。確かに、政敵の小沢・鳩山に打撃を与え、細野豪志担ぎは潰したが、民主党の母屋まで壊してしまった。政治生命が終ったと同然の愚かな政治家の末路だ。野田というより、脳堕という当て字が似合っている。落選した田中真紀子文部科学相は、野田首相を独りよがりで周りの意見を聴かず、「自爆テロ解散」と痛烈に批判した。民主党の連中は、政治家というより煽動弁士といった輩が多すぎる。鳩山・菅・野田と余りに了見が狭く、無能な連中が首相を勤めたものだ。
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