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2012年12月10日 (月)

富山のブラックラーメンⅡ

Scan2Scan20001友人から富山のブラック・ラーメンを生協で買って食べたが美味しくなかったという話を聞いた。それもあって、富山に行く機会があったので、富山ブラック・ラーメンの元祖、富山市郊外のラーメン店「大喜根塚店」で大盛ラーメンを食べた。土曜日の昼時だったせいか店は満員だった。ここのラーメンは、確かに昔からの「大喜ラーメン」の味を引き継いでいる。パンフレットにも、創業者の高橋是康氏の店は既に、解散して多数の支店を出している会社は、「大喜根塚店」と一切関係がないと書いてあった。個人的には、「大喜根塚店」の方が、「西町大喜」より遥かに美味しいと思う。「大喜根塚店」は、昔の「大喜ラーメン」の味を改良してしょっぱさを抑えた感じがする。実際、昔の大喜ラーメンの店員が、「大喜根塚店」の店主のため当然のような気がする。現在の「西町大喜」のラーメンは、なにか秘伝の隠し味を受け継いでいない。醤油ラーメンはわかるが、しょっぱさ以外の味が感じられないような気がする。昔から、大喜のラーメンは高かったが、「大喜根塚店」の大盛ラーメンが1200円とは、強気の価格設定だ。「西町大喜」のほうは、大盛りが1000円とこちらも結構なお値段である。ご当地グルメにしては高い値段だ。元祖「横濱たんめん」の一品香など洗練された味の割には、大盛りでも100円プラスで830円だ。私自身は、この店の850円の「五目うまにそば」が一番好だ。大喜ラーメンを食べることが出来なかった友人には、余分に貰ってきたパンフレットをあげて食べた気分になって頂いた。曇天で暗い富山の気候では、郷愁を感じて大喜のラーメンを食べるが、洗練された食通の多い東京では人気がないのかもしれない。しかし、不味いと言った人は、関東地方にあるT県の山間で、ずいぶん田舎に住んでいる人なので口にあってもよさそうな気もする。
パンフレットの詳細を読みたい人は、以下のURL
http://iwamigin.vsp3.com/taiki/taiki.html

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