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2012年12月 6日 (木)

富山のブラックラーメン

最近、人伝に黒ラーメンを食べたが美味しくなかったという話を聞いた。黒ラーメンというのは富山のブラックラーメンのことだろう。東京の郊外のスーパーにも置いてあるくらい有名になった。富山ブラックラーメンという呼び名は、最近のものだろう。富山にいた昭和30年代の頃は、富山市西町にある「大喜」のラーメンのことだ。その店は、うなぎの寝床のように細長い暗い店だった。両壁面には、骨董品などのコレクションが展示してあり、ラーメン店としては一風変わった店構えだ。「大喜」のラーメンは、太麺を使い醤油を濃くしたスープが特徴で、かなりしょっぱい味だ。その店は、店主とラーメンを作る人、客に配膳する店員の三人でやっていた。当時、北陸の田舎町など娯楽といったものもなく映画を見に行くくらいしかなかった。映画の後に、大和デパートでホットケーキを食べたり、西町「大喜」でラーメンを食べることが楽しみの一つだった。昭和50年代に店主が亡くなり、息子が店を継いでから古参の店員と折り合いが悪くなったのだろうか?ラーメンを作っていた店員は独立して、富山市郊外の根塚町でラーメン店「大喜」を構えた。そして、この店が本当の「大喜ラーメン」の味を引き継いでいたため、非常に繁盛していたようだ。2000年頃になって、味が落ちたせいか閉店する元祖「大喜」ラーメン店の屋号を企業が買い取り、「西町大喜」の店名で多店舗展開したため富山駅前でも「大喜」のラーメンが食べられるようになった。しかし、味はしょっぱいだけで美味しいとはいえない。西町店や富山駅前店で食べる時は、しょっぱいだけのラーメンを、当時の郷愁だけで食べているような気がする。今週末に、富山に行く小用があるため、根津店で「大喜」のラーメンを食べようと思う。80歳は超えている「昭和の化石」のような店主が生きているだろうか?はっきり言って、戦後間もない時代を富山で過ごした世代が郷愁で食べるものだろう。県外や若い人には美味しいものだとは思えない。お袋には、「あんなしょっぱい『大喜』のラーメンなどよく食べるね。」といわれる。ところで、個人的に好きなラーメンは、あっさりした「喜多方ラーメン」だ。半蔵門線の「水天宮前駅」からロックアウト解雇でもめている日本IBMの箱崎事業所に行く途中にある店が美味しいと思う。大喜のラーメンが、あまりにしょっぱいせいか、晩年はあっさりした味が好きになった。ラーメンは食べ飽きたと思ったが、先日スーパーで「喜多方ラーメン」を安売りしていたので、思わず10食分も買ってしまった。当分、昼食は「喜多方ラーメン」を食べることになりそうだ。

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