女性教諭をキャバレーのホステスと勘違い
兵庫県教委は、教え子の中学3年生の胸をさわるなど、わいせつ行為を繰り返した三田市立上野台中学校教諭(45)を、懲戒免職とした。また、女子大生の上半身をすれ違いざまに触り痴漢容疑で逮捕された尼崎小田高校長(58)は、停職3カ月の懲戒処分となった。教育者という立場でない一般企業でも、女子中学生の胸を触るなどして新聞沙汰になれば会社の倫理規定に反したとして懲戒解雇になる。今回の事件で思うことは、「先生」だからと言って倫理観が強いわけではないことだ。そして、被害届の出ていない校内の痴漢行為は氷山の一角なのだろう。知り合いの女性教諭の話だが、東京などの都会と違いT県の僻地にある山間の中学校などは、職員室で「婆捨て山みたいな中学校だ」と発言する男性教諭もいるという。同僚の女性教諭をキャバレーのホステスかなにかと勘違いしているから困ったものだ。中学生相手に人生の大半を過ごしてきた教諭には、倫理観も中学生程度までしか育たなかったのだろうか。
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