インフレ備えで金の継続保有
「中央銀行は金価格を通信簿として見ている」という一文があった。金を買うという現象は中央銀行の金融節度に対する不信任投票ということらしい。ところで、IMFに各国中央政府が金の保有高を報告していることは、IMFが米ドルへの不信任を監視しているのだろうか。その米ドルといったら1971年に「金1トロイオンス=$35」だったものが、「金1トロイオンス=$1700」になってしまった。日本市場は「2013年は株で攻め、金で守る。」流れだそうだが、株の価格も為替の上げ下げに連動しているようにしかみえない。為替の影響をまともに受けてしまう海外の投資信託に至っては、儲けもしない受託証券会社の高い手数料ばかりが気になって腹が立つ。日本のバブル崩壊からリーマンショクまで、一通り「リスク」というものを体験した者にとって、攻める気にはなれなく守ることを優先したい。そうなると、金を売って現金で保有することは「安部ちゃんのインフレ」備えにならないので守るだけの金の継続保有を選びたくなる。
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