熱いものが湧いてくる気がした。
足の踏み場もないくらい、ダンボールが置いてある。中身は、アルバムや本だった。必要がないから、ダンボールに入れっぱなしなのだろう。捨てても問題がないと思うが、持ち主が、そうはさせてくれない。しかたなく、本棚を購入してダンボールの中を覗いてみた。アルバムなど25年前の引越し以来、見ていないものが多いようだ。ぶつぶつ言いながら選別していると、大学時代のアルバムがあった。実家に置いてきたので捨てられたと思っていたが、引き取って持っていたようだ。昔のアルバムなので台紙はボロボロになり、写真はセピア色になっていた。すいぶん昔の写真だが、思い出が湧き出してくる。とくに、自分の子供より若かった当時の女性の写真など見ると、今頃どんな容姿になっているか思い浮かべてしまう。そして、見ないほうが幸せだと思いながらも大学時代のクラブのOB会のホームページに紹介することにした。スキャナーで読み取った後に、セピア色を消すために、REDのトーンカーブを下げて、画像全体の色調から赤みを調整してみた。補正しても40年という年月を乗り越えることは容易ではないが、なんとか雰囲気だけは吸収できる程度になった。そして、当時の思い出に浸ってみると熱いものが湧いてくる気がした。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 実物資産が安心だ(2023.03.19)
- 蓮舫を追放すべきだ。(2023.03.18)
- 「世の中間違っとるね」(2023.03.17)
- 次は金融大手クレディ・スイス(CS)の破綻(2023.03.16)
- SVB破綻の余波についての正確な評価(2023.03.15)
コメント