キリスト教のイースター
欧米は、29日からイースター(復活祭)休みだ。キリスト教のイースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、今年は3月31日の日曜日になる。カトリックでは、聖木曜日の晩は、最後の晩餐でキリストが弟子たちの足を洗ったことを記念し、司祭が信徒の足を洗う。クリスマスは、イエス生誕というが冬至の日を当てたにすぎない。欧米ではクリスマスよりイースターのほうが尊ばれる。そのため、この日を記念して洗礼を受ける信徒が多い。私も、プロテスタント教会に通っていたころ、イースターに洗礼を受けた記憶がある。当時は、なにか嬉しい気持ちだったが、キリスト教のことはよく知らなかった。その後、いくつかのプロテスタント教会を渡り歩いてからカトリックに改宗した。洗礼は2回受けることができないので、カトリックになる場合は改宗式という。長い間、キリスト教会と向き合ったが、私も含めて信者に信仰が芽生えているひとなど皆無なように思えた。信仰を持たずに、純粋にボランティア活動に打ち込んでいる人の方がイエスの説く信徒に近い気がする。イースターのこの時期は、学生時代には入学・進級・就職だったりと忙しかった。サラリーマンになってからも、年度末の締めと移動・転勤の時期で落ち着かなかった。勤め人を辞めると変化のない日々が続くが、3月31日がお袋の誕生日ということもあって、私にとってはやはり感慨深いものがある。
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