目的外使用は、公金の横領
全日本柔道連盟という団体は少し頭のおかしな連中の集まりなのだろうか?指導者が教え子を凌辱したり、柔道日本女子代表を殴ったり、お酌をさせたりと、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントなど悪行の限りを尽くしていた。そして、それを監督・統括すべき強化理事が黙認していたというから呆れる。全柔連をめぐる騒動が収束に向かうのかと思われた矢先に、日本スポーツ振興センターから各競技団体の指導者個人に支給される助成金の一部を、全柔連幹部らが指定口座に振り込ませていた。その振り込まれた口座の金で全柔連の幹部連中は飲み食いしていた。上村春樹会長は「私は知らない」と話したそうだが、知らないからと言って責任がないわけではない。これだけの金の流れを会長が知らないはずはない。企業なら「コンプライアンス」や「ガバナンス」が問われる。3千万円近いプール金を目的外に使用していたことは明らかに公金横領に当たる。この内部留保金システムは1989年ごろからあり、2代前の強化委員長を務めた上村会長も、当時不正に手を染めていたのは明らかだ。不適切受給に関与した競技団体からは、助成金や国庫補助金を返納させるべきだ。昨年11月に就任した斉藤仁強化委員長は「現場の人間にとってありがたかった。裏金とか、やましいお金ではない」というが、会計帳簿も領収書も残っていない。これが事実なら、「公金横領の犯罪ではないか!」柔道一筋の頭には呆れてしまう。全く悲しい限りだ。
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