技術革新を揶揄するつもりはないが、
富士通は国内でもの作り革新に乗り出すという記事があった。「国内製造業は現場の改善活動を強みに効率の高い生産ラインを構築してきた。これからは、シミュレーション技術を駆使し、コンピュータの画面上で生産性が最高になるように工場の人員配置や設備レイアウトを決め、最適のラインを築く。最初は、携帯電話を年650万台生産する富士通周辺機(兵庫県加東市)のラインに適応する。また、セイコーエプソンはシミュレーション技術でインクジェットプリンターの生産性を高める。」とあった。こういう話を聞くと、ほんとうかと疑いたくなる。勿論、コンピュータがビッグデータを取り扱うのに最適なのは理解するが、それで何でも解決するような気はしない。ずいぶん古い話だが、富士通明石工場で製造ラインの技能職が余剰になったので、トヨタ自動車に派遣された。その、作業員の話では、富士通にいた時は、タバコも吸えたが、トヨタのラインではオシッコもできないくらい忙しく、寮に帰ったら寝るだけだったと愚痴っていた。また、セイコーエプソンからOEM製品の購入で塩尻工場(長野県)に行った時に、呑み会の席で事業部の人がエプソンは社員の給料が塩尻ベースで日本一安いことが競争力だと嘆いていた。昔の話の羅列で、技術革新を揶揄するつもりはないが、つい口を吐いてしまう。
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