地方に溶け込んで牧歌的だった。
都会に長く住んでいると感覚がおかしくなるのだろうか?生まれは北陸の田舎だが、就職した会社の関係で東京に住み着くようになった。首都圏は、私鉄やJR電車が短い間隔で止め処なく走っている。先日、所要で焼き物で有名な関東にあるT県のM駅というところに行った。首都圏に向う新幹線や在来線は、T県を走る列車も混雑している。しかし、県の東南の僻地を走る鉄道は、御多分に漏れず乗客が少ない。第三セクターが運営しているローカル線は、単線で停車時間は長く、運行されている列車の本数も少ない。普段、都会時間に慣れてしまっているのだろうか、乗っている時間より待ち時間が多い鉄道はもどかしい 。時間を紛らわすため、その地方に住む人たちを観察することにした。列車を待っている間に、立ち食い蕎麦を食べたり、友人と歓談したりと楽しそうに過ごしている。環境がそうさせるのか、顔の表情もその地方に溶け込んで牧歌的だった。そういえば、勤め人だった頃、サンノゼに行く機会が多かった。そこの駐在員と同席して夕食をご馳走になっている時に、現地のVP(vice-president)が、「なすび」の話をした。日本の茄子の種を、米国で育てると、なぜか大きく粗雑に育ってしまうと言った。そして、米国に住む日本からの駐在員も同じだと諭していた。私も、いつのまにか都会の刺々しい雰囲気が染み付いてしまったのだろうか?
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