ナショナリズムだけのサッカーファンなら
素人の私の目から見ても、コンフェデレーションズ杯、ブラジル3-0日本の試合を観て世界との差に愕然とした。今朝の、スペイン2-1ウルグアイ戦でも、なにか質の違いを感じる。日本とは違った土俵のサッカーのような気がする。Jリーグ開始当初は、世界的な有名選手も来日したためサッカー観戦が楽しみだった。最近は、日本人選手でも技術が高くなると海外に移籍してしまうのでJリーグの試合はつまらない。サッカー協会は、箱物(競技場)の充実ばかりを唱えるが、試合内容がつまらなければファンは増えない。ナショナリズムだけのサッカーファンなら韓国と同じだ。結局、サテライト戦も財政難から取りやめてしまい控えの選手の試合も出来ない状態だ。欧州のような地域密着型を意識するあまり、企業名を廃してスポンサーが付かなくなったことが原因だ。企業は、費用対効果を求めて投資する。広告の見返りがないJリーグサッカーに多額のお金を使うなど馬鹿げている。日本ではプロ野球や実業団競技のほうが企業名の宣伝効果がある。当然、お金もそちらに流れてしまう。箱物の競技場の規模ばかりを言いすぎるため、地域密着というより競技場の近くにチームが引っ越してしまう。選手を育てるには、サッカー選手の年棒を高くするしかない。お金を呼び込むには、企業がお金を導入しやすいように、日本のプロ野球を見習うべきだ。狭い日本では、米国のような地域対抗戦など所詮無理だ。海外での試合が、その機能を担っていることが解かっていないようだ。企業経営をしたことのない、サッカー選手上がりのOBが牛耳っているサッカー協会に求めても無理だろうが。
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