株の儲けは我慢料
日経新聞に、今週の日経平均株価は1万5000円をにらんで一進一退とあった。今日、投票日の参院選は与党優勢で、「政権の安定は株式相場にプラス」、「今週から本格化する企業の4~6月期決算」が押上げを助長する。円相場は、「ねじれ国会」が解消で、脱デフレ政策の実行力が高まるとの思惑から、円売り・ドル買いが進み、1ドル=102円前後に下落する可能性とある。「風が吹けば、桶屋が儲かる」ような予想だ。あまり、日経の予想は信用しないが、一般的に自分に都合のいい記事は信じたくなる。小額な資産保全を円安と株高に分散してポジションを取った身には、聞えがいい記事だ。俯瞰の目などと称していても、結果がついてこないと自信が揺らぐ。昔、バブル期に邱永漢氏の著書を読み漁っていた。その中に、「株の儲けは我慢料」という記述がある。確かに、4月の金暴落も、5月の株暴落も不愉快な気分で過ごした。今回は、そのお駄賃を頂けるのかと期待したいが、「相場師は孤独を愛す。(大衆相場観の逆を行くという意味)」という格言もある。今回、日経予想が自民圧勝で、円安・株高だというから、その逆にならずとも当たらないような気もする。
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