正しい歴史認識を持つホワイトカラー層の支持
参議院選挙の結果が出た。当初予想とおり自民党の圧勝だった。獲得議席数は、選挙区事情もあるだろうが、全国単一の比例代表獲得票数は、正確にその政党の支持を表す。
日経新聞の電子版情報では以下の得票数だ。
公明党 7,566,462
民主党 7,132,993
日本維新 6,353,094
共産党 5,153,730
みんな 4,754,988
獲得票は、みんなの党が、日本維新の会より少ない。政策が似かよっている「維新」と「みんな」の違いは、歴史認識の問題だ。維新は、従軍慰安婦など中国・韓国の歪曲した歴史認識を、毅然として撥ねつけた。それに対して、衆愚票目当てに、渡辺善美は従軍慰安婦問題で日本維新を攻撃した。その結果、正しい歴史認識を持つホワイトカラー層の支持を失ってしまった。女性蔑視だと橋下を批難した、女性主体のみどりの党など、消滅してしまった。仕事の関係で韓国事情をよく知るようになった小生も、渡辺善美の風見鶏的な、橋下批判には辟易した。朝鮮史では、新羅が統一王国をつくってから、支那帝国の歴代王朝の属国として「貢女(処女)」を宗主国に献上していた。「元」「明」「清」にも「貢女」を献上した記録は、高麗史、稼亭集、墓誌にもはっきり記録されている。「清」に供出した宮廷慰安婦は、美女三千人と記述されている。慰安婦は、朝鮮半島の歴史的文化だ。従軍慰安婦と言われる、お婆さんたちが、将校より遥かに高級を得ていたことも事実だ。慰安婦文化の染み付いた朝鮮半島では、貧しい家の娘さんたちが、慰安婦の募集広告に多数応募したことが原因だ。正しい歴史認識を持つ「日本維新の会」を、歴史事情に精しいホワイトカラー層が、支持したことは明白だ。ただ、小生はアントニオ猪木ではなく、浜矩子女史に理論が間違っているといわれた、藤巻健史(経済評論家)に投票した。死票にならずに良かった。
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