レノボが、世界市場でシェア首位に
中国のパソコン最大手、レノボ・グループ(聯想集団)が2013年4~6月期決算で2桁の増収増益を確保し、世界市場でシェア首位に立った。パソコン需要は縮小しているが、レノボが首位に立ったことは、それなりの理由があるのだろう。レノボといえば、2004年に米IBMのパソコン事業を買収した。その後、NECとのパソコン事業の統合など仕掛けて市場を生き抜いてきた。小生がF社に入社した頃は、日本のコンピューター業界の黎明期だった。まだ、IBM互換機のメインフレームが離陸しようという時期だ。その後、コンピューター業界に長らく携わったてきたので、パソコンの場合は、価格もさることながら安定性が重要だと思ってきた。そのため中国企業がサポートするパソコンを使い始めたのは、つい数年前からだ。自作・デル・ゲートウェイ・HPと価格の安いパソコンを何台も使いまわしたが、安定性に欠けることが多かった。価格ドットコムのレノボ製品は、中国への発注のため、納入まで2~3週間かかるが、ディスプレイだけでなく、マウスやキーボードなど不要なものを外して購入できるメリットがある。IBMのパソコン事業を買収といっても、優秀な人材は去ってしまっただろうから不安があったが、価格の安さに引かれて試しに購入してみた。いままで、Windows7のミドルタワー型パソコンを2台購入したが、これといったトラブルもなく安定に動作している。台湾企業のASUS/MEMO-padも愛用しているが、民生のコンピューター分野において日本企業が秀でていると思わなくなった。高級感を出した筐体と不要なソフトとを添付した日本製のパソコンは、パソコンを調度品だと思っている門外漢にしか売れないだろう。中国企業の製品は、購入したくないが、パソコンに関して言えば、売れて当然のような気がする。
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