« 不要なものは、普及しない。 | トップページ | 一般市民が、担当課長以上とは話ができない »

2013年8月20日 (火)

S市民には同情したくなる

Images民間企業であれば、どんな小さなお店だろうが、赤字になれば閉鎖される。赤字にならないように、必死に考えるのが常だ。損益に疎く、潰れることがない市役所勤務の職員と話すと感覚のずれに驚かされる。時間をコストと考えていないようだ。都県境に住んでいるため、道路認定など両市にまたがる事が多い。S市長とM市長間で、2010年に合意された内容が、神奈川県側のS市役所の都市建設局長の決済で反故にされるということが起こった。
【都県境道路、52号線からM市にある自治会入り口までの10メートル程度のS市地域内の道路整備をM市と連携しておこなう。道路の寄付申請が終了後、S市・M市議会に諮り道路認定する。その後、連携して道路整備を行なう。】という内容だ。
当然、行政区域内の道路用地は、管轄自治体が行うことが前提だったものを、S市都市建設局長は、S市内の土地部分の道路を、M市に代行してやらせようとする。期限が近くなってから、めんどくさい仕事を相手側に押し付けてきたのだ。挙句の果て、S市道路用地課長は、M市と協議する必要はない話だと発言した。都県境は、支那や朝鮮に属しているわけではない。法治国家の日本に住んでいて、合意した契約内容を反故にしたら行政などなり行かない。議事録にもはっきり記載された内容だから、S市都市建設局長の決済は、越権行為であり、裁判所の仲裁を求めるまでもなく違法だ。政令指定都市にもなっているS市のガバナンス欠如には驚かされた。このような、当事者能力の欠如した人材に高給を支払っているS市民には同情したくなる。しかたがないので、合意した内容を確実に遂行させるために、S市とM市の市長宛に改めてメールを書くはめになった。子供でも分かるようなことを、手間をかけて教えなければ行政が動かない。非効率な組織には唖然とさせられる。共産主義の崩壊原因も同様だったのだろうか?

|

« 不要なものは、普及しない。 | トップページ | 一般市民が、担当課長以上とは話ができない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: S市民には同情したくなる:

« 不要なものは、普及しない。 | トップページ | 一般市民が、担当課長以上とは話ができない »