虫の音を聞きながら
この歳になると、知り合いだった友人たちも含め、老後を安閑と暮らしている。スローライフに憧れて、地方に移り住み人も多い。しかし、田舎出身の自分には、田舎の煩わしさより、都会のドライな生活があっている。そういう生活の中でも、冠婚葬祭などの所要で、地方に行く機会がある。旅行でもないのに、長距離移動すると思うと億劫になる。訪れた先には、寂れた街並みや水田が一面に広がる。この辺りの人々は、どうやって生活しているのだろうか?田舎教師や町役場の職員ならわかるが、ひとがいないところで商売は成り立たない。ひとつ、百円程度の和菓子を、一日に数個売っても、いくらの儲けにもならないだろう。都会人に改めて田舎暮らしの厳しさを、見せつけられたような気がする。しかし、田舎に住んでいる人たちは、人生を終えた老人ばかりのせいなのだろうか?風景に染まってしまったのか、一向に田舎暮らしの厳しさを感じている様子はない。虫の音を聞きながら、改めて自分の人生観で、他人を眺める愚かさに気づかされる。
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