習王朝、金王朝、朴王朝
日経新聞に習近平の中国遠い法治国家という記事があった。地元政府から民間資金を使った不動産開発の認可を得た曽は、約560億円を集め、商業施設や図書館を建設した。目ぼしい産業のない吉首の発展に貢献し、「誠実で信用のある企業家」として表彰された。しかし、新たに就任した地元の共産党トップは突然、民間からの資金集めを違法としたため取り付け騒ぎが起こった。曽は「詐欺」の首謀者とされ、今年6月に死刑を宣告された。党のトップが代わっただけで、地元の名士だった人が死刑になってしまう。一方、鉄道工事を巡る大型収賄事件の中心人物として死刑の判決が下った元鉄道相の劉志軍には2年の執行猶予が付いた。党員の死刑は執行されないため、無罪放免に等しい。中国の法とは、共産党幹部が民衆から利権を貪るためにある。そして、これが中国という国の実態だ。戦後、多くの援助をして発展に協力した結果が、尖閣列島でのしっぺ返しだ。法治国家でない中国に、国際条約など守る意志はない。自分に都合のいい条約しか守らない。一方、その中国支配下にある北朝鮮では、金正恩の元恋人ら公開処刑された。北朝鮮の有名な芸術関係者十数人が、わいせつ物を制作・販売したとして、今月17日に逮捕され、3日後に処刑されたという。公開処刑は団員や死刑囚の家族が見ている前で、機関銃によって行われた。そして、家族は全員が政治犯収容所に送られた。習王朝、金王朝、朴王朝と日本の周りには、まともな民主国家はない。ならずもの国家との首脳会談など、意味はない。支那にしろ、朝鮮にしろ名前だけの民主国家で、法治国家ではない。平和ボケした愚かな日本の政治が、都合のいいときにだけ踊らされている。
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