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2013年9月26日 (木)

資産保全が目的なら、

Image1 海外大手銀行の年末円相場の見通が、米国の量的緩和縮小が見送られた影響で見直された。
JPモルガン      100円
米シティバンク 101円
UBS        103円
そうはいっても、アベノミックスの金融緩和で円安シナリオ自体は維持されるようだ。金融の予想など眉唾なこと多いので信頼は置けない。ただ、突然の円安に振れた場合に対応のしようがないので、米ドル99円程度で一部買った。年末の円安予想が正しいならリスクは少ない。三井住友信託銀行のストラテジストは「年末にかけて105円までいく局面もあると考えていたが、予想レンジを102~103円に修正した」というから時間がかかるようだ。結果として、米長期金利が下落したことが円安(ドル高)傾向に歯止めをかけたのだろう。ただ、QE3に終わりがないわけはないだろうから、米国の金融緩和の縮小と日銀による来年度末までの国債買い入れは続く。いずれ、リーマン・ショック前の1ドル120円は望めないだろうが、110円程度には振られることがあると思う。最近の傾向は、米ドルベースで日経平均の指数と連動しているように見えて仕方がない。乱暴な話だが、資産保全が目的なら、投機商品の金や景気に振られる株式指数を買うより、直接米ドルで保持するほうが、リスクが少ない気がする。

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