歴史ではなく自分に都合の良い口実だ。
2001年、当時の金大中大統領がチャン・ドゥック・ルオン国家主席との首脳会談で、「心ならずもベトナム国民に苦痛を与えたことに対し申し訳なく考える」とし韓国大統領として初めて謝罪した。しかし、ハンナラ党副総裁(当時)の朴槿惠は、「大統領の歴史認識に大きく懸念せざるを得ず、参戦勇士らの名誉をこのように傷つけてもいいのかと反論声明を出した。今回、ベトナム訪問中、ベトナム戦争についてまったく謝罪しなかった。韓国が日本に対してしきりに「正しい歴史認識」を要求していることと矛盾する。ベトナム戦犯調査には、韓国軍が行ったおぞましい記録が多数ある。一例だが、1965年 12月22日, 韓国軍作戦兵力 2個大隊がビンディンソン、クィニョン市に500余発もの大砲を撃ち込んだ後、“きれいに殺して, きれいに燃やして, きれいに破壊する”というスローガンの下、 捜索掃討作戦を繰広げた。生存者の証言で共通な点は、韓国軍の無差別機関銃乱射、大量殺戮、妊産婦、女性に対する強姦殺害、家屋への放火など以下のパターンが多い。
・住民たち(大部分が女性と老人, 子供たち)を一ケ所に集めた後、あるいはいくつのグループにまとめて、機関銃を乱射して抹殺する。
・住民たちを一戸に追い詰めて銃を乱射した後、家と一緒に死亡者も生存者も全部燃やす。
・子供の頭を割ったり首をはね, 脚を切ったり四肢を切断して火にほうり込む。
・女性を強姦した後、殺害して, 妊産婦の腹を胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰す。
・住民たちを村のトンネルに追い詰めて毒ガスを浴びせて窒息死させる。
・韓国軍の大量虐殺が強行された所では、子供たちの口にキャンディやケーキが含まされていた。老人たちの口にはタバコが咥えられていた場合が多かった。恐らく、村人を安心させながら一ケ所に集めるための手段だったようだ。
ベトナムは韓国に対し謝罪や反省、補償など一切求めていない。韓国軍のベトナム派兵は父・朴正煕大統領(当時)がおこなった。朴槿恵は今回の訪問で、ベトナム国父ホー・チ・ミンの廟参拝や献花、住民虐殺への謝罪など一切しなかった。ベトナムが韓国に歴史認識の一致や謝罪、反省を求めず未来志向の協力関係を重視する態度は、韓国の対日姿勢に対する反面教師となる。そして、韓国マスコミは自国のこととなると謝罪や反省、補償などについて沈黙している。韓国の歴史認識とは、歴史ではなく自分に都合の良い口実だ。帝国主義時代に日本の保護下に置かれていなければ、中華人民共和国朝鮮自治区とか、スターリン時代のソ連なら、強制移住させられ、シベリアとかバイカル湖あたりに居住していたかもしれない。歴史認識は、正確な亡国の歴史を思い出すことからはじめて頂きたい。
http://iwamigin.vsp3.com/history/hangyore.htm
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