南部の田舎くさい臭いがする歌
昨日、録画してあった刑事コロンボ「白鳥の歌(Swan Song / 1973)]を見た。犯人のカントリー歌手トミー・ブラウンの歌が、非常に上手かったので吹き替えかと思った。最後に出演者を確認するとジニー・キャッシュ(Johnny Cash)とあった。ゲストで、刑事コロンボに出演していのだ。ジニー・キャッシュといえば、日本では、波乱に満ちた人生を映画化した「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の映画で知られている。ホアキン・フェニックス(ジニー・キャッシュ役)とリース・ウィザースプーン(ジューン・カーター役)が、劇中の歌のシーンを全て吹き替え無しで熱演した。そして、リース・ウィザースプーンがアカデミー賞主演女優賞、ホアキン・フェニックスがゴールデングローブ賞主演男優賞など、数多く受賞した作品だ。米国では、プレスリー並みのスパー・スターだが、日本では、それほど知られていない。私自身も、「ウォーク・ザ・ライン」でジニー・キャッシュを知った。そういえば、同時期に活躍した女性歌手ロレッタ・リンも彼女の半生を描いた「歌え!ロレッタ愛のために」という映画ではじめて知った。(シシー・スペイセクが主演女優賞 夫役がトミー・リー・ジョーンズ)当時、アメリカ南部の田舎くさい臭いがする歌は、日本人には受け入れられなかったのだろうか?、
「ウォーク・ザ・ライン」の印象と違って、小柄なピーター・フォーク(コロンボ役)より、ジニー・キャッシュがかなり大きく見えた。印象が違うのは、ホアキン・フェニックスの身長は1メートル72センチで、1メートル88センチのジョニー・キャッシュより16センチも背が低いことが原因のようだ。日本であまり知られていないためか、ジニー・キャッシュのCDを借りようかとM市図書館のライブラリーを調べたが、載っていない。しょうがないので、TouTubeからダウンロードして、MP3形式に変換してPadに登録した。便利な時代になったものだ。
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