台湾若者の親日感情が強い
産経新聞に台湾の若い世代が、文化的背景のひとつとして、日本時代への興味が強まっているとあった。日本時代をさす用語として、「日治」(日本統治)と「日據(きょ)」(日本による支配)のどちらがふさわしいかの論争にも、「台湾は多様な価値観が混在する民主社会なので両方あっていい。」という意見が多い。台湾の対日世論調査でも「最も好きな国・地域」が日本で、43%と首位だ。そして、20代が54%、30代が50%と、若者の親日感情が強い。世論調査でも、近年特に、自分を「台湾人」と考えている人が急増しているという。一方、中国青年報(中国共産主義青年団の機関紙)でも8月20日から3日連続で、外交界の長老呉建民の提言をトップで掲載した。その中で、「大国になったとのぼせ上がり、周りの国との摩擦を強める」、「すぐに興奮して理性を失う国民性」、「発展の先導役を務めた日本やシンガポールなどの協力に、恩義を感じるべき」、「富を得ると急に傲慢になって軍事に関心を強める」、「議論を始めると相手を罵倒し合って冷静、理性的な議論ができない」など、国民精神が未成熟だと警鐘を鳴らしている。共産党の機関紙に載るくらいだから、冷静な判断ができる人材もいるようだ。同じ近隣諸国でも、朝鮮のように事大主義に凝り固まった国と、大きな違いだ。
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