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2013年10月23日 (水)

おごれる者は久しからず

182 最高裁が婚外子相続差別を違憲判断とした。民法900条4では、「嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の二分の一」しか相続できない。これは、「法の下の平等」(憲法14条)に違反するという判断だ。「非嫡出子」とは、婚姻関係にない女性との間で生まれて認知された「私生児」「隠し子」に当たる。生まれてきた子には、罪はないのだから、差別するほうがおかしい。与党・自民党のなかには、最高裁判断が出てもなお二分の一規定廃止に反対する男性議員が少なくないという。それぞれの考えを、自由に持つのはかまわないが、最高裁が判断したことに意義を唱え、法制化を拒む議員がいるというから呆れてしまう。お妾さんを抱えている、不良議員が多いのかと勘ぐってしまう。田中角栄、鳩山威一郎、小沢一郎、堤義明と数えればお妾さんを持つ有名人は多かった。しかし、政治が司法を振り回すなら、支那・朝鮮と同じ人治国家だ。自民党は、いつから、法治国家を守ることを捨てたのだろうか?選挙で大勝し、増長してしまったのだろうか?「おごれる者は久しからず」という慣用句を思い出して欲しい。

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