「金の時代は終わり」だという。
貴金属の有力アナリスト、ポール・ウオーカー氏が長年秘めていた本音を話した。骨子は、金の実物需要は慢性的に供給過多にある。米国の名目金利から物価上昇率を差し引いた「実質金利」の騰落のみが金相場に影響を与えているという。つまり、FRBが量的金融緩和を縮小し、金利が上昇した場合には、金相場が急落する。米国の実質金利が2014年初頭に上昇すれば、金相場は1トロイオンス1000ドルを下回ると予想した。そして、値下がりすれば、現在、金の一大需要国である中国やインドの投資家も売りに回り、相場はさらに安値を追う。その結果、「金の時代は終わり」だという。貴金属調査会社の元貴金属部門責任者で金市場の信頼も厚い有力アナリストだというから、傾聴に値する話だろう。そうは言っても、アナリストの予想的中率は50%というから、家の猫に予想させるのと変わらない確率だ。勿論、猫よりは説得力のある話をするだろうが・・・。ところで、一米ドル50円説を唱え、飛ぶ鳥を落す勢いだった浜矩子女史の予想は大きく外れ、一米ドル99円前後をふらついている。その女史の著書「アベノミックスの真相」という本を読んだが、いくら安倍ちゃんに腹立たしいのかしらないが、あそこまでの表現を使って批判することは男性評論家にはできないと感心した。
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