想定以上の速さで変わっていくようだ。
日経新聞に、ヤフーが打ち出したECモールの無料化は、ECモールからの撤退とあった。ヤフーショッピングの利益は、出店者から徴収したロイヤルティーだ。ECモール流通総額は、首位の楽天で約1兆3000億円、2位がアマゾンで9000億円、これ対してヤフーショッピングは735億円にすぎない。上位2社には遥かに及ばなく、ジリ貧状態だ。ところで、ヤフーの発表以降、楽天株は売られ続け、週末までに3700億円以上もの時価総額が失われた。同時にヤフー株も急降下した。楽天やヤフー株主にとっては、いい迷惑だろう。ヤフーの本音は、楽天というより、出店料・手数料完全無料の「新興ECモール」対策だという。そして、今秋に国内約5000万人のユーザーを抱える「LINEモール」がはじまる。ヤフーは、EC事業そのものでは楽天やアマゾンにかなわない。収益構造を、ECのポータルからの広告収入へと舵をきった。日本中のEC事業者に無料で掲載してもらい、EC全体の商品情報が詰まった「ディレクトリ」や「比較サイト」のような存在を目指し、彼らの広告需要を一手に引き受けるという。しかし、この分野だとしても、価格ドットコムやグーグルと競合する。アクセス端末が、パソコンからスマホに移行することにより、EC市場に新たな浮沈が起るのだろうか?ゲームの世界でも、グリーが線香花火のように散りそうになった。ネット社会のビジネス基盤は、想定以上の速さで変わっていくようだ。
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