危険を承知で飛び歩くしかないのだろうか?
夜中にドル円が99円近くになった。PADでニュースを拾うと、「米債務上限引き上げ」、上院与野党が暫定案で合意とある。二週間程度の間に、99円から96円になりまた戻ってきた。為替が約3%弱変動した。これに乗じて、株や為替で儲けた人も多いだろう。初めから予想できたこと、と言ってしまえばそれまでだが、リーマン・ショックの場合もあるので博打をする気になれない。世界中に米ドル紙幣を紙くずのようにばら撒いておきながら、他人の迷惑も顧みず権力闘争をしている米議会には呆れてしまう。無責任という一言につきる。米議会上院の民主・共和両党は、2014年2月7日まで国債発行を認めることを盛り込んだ暫定案で合意したが、来年も今回同様なことが繰り返されるだろう。次回は、日本の年度末にあたる時期だろうから、しっかり儲けよう。アベノミックスのインフレ対策として、金地金・米ドル・株・土地と選択肢はたくさんあるようだが、どれも確実なものはない。少子高齢化の日本で不動産投資は、不向きだろうし、金地金も実物需要は慢性的に供給過多だという。株にしても、パイオニアが100円台、NECが200円台、東電が500円台というから、昔の株価を知っている小生にとっては、長期に持つ気にはなれない。世の中、生き抜こうと思えば、因幡の白兎のように、危険を承知で飛び歩くしかないのだろうか?
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