デジタルカメラも鮮度を競う野菜市場になった
アナログの35ミリフィルムカメラの時は、焦点距離でレンズの感覚は判った。デジタルカメラでは撮像素子の大きさが統一されていないため、昔のアナログカメラの感覚で捉えるには変換が必要だ。デジタル一眼レフやミラーレス高級機の撮像素子にも、35ミリ、APS-C(23.4ミリ)、フォーサーズ(17.3ミリ)などがある。各社、次々と高解像度や撮像素子の大型化で、そのカメラ専用の交換レンズを売りまくって儲けた。とうとう、一眼レフの高級機の撮像素子は、アナログカメラ同様の35ミリ版まで行き着いた。当たり前のことだが、撮像素子が大きければ、解像度がいいに決っている。いくら高い眼鏡(レンズ)を使っても、視力(撮像素子)が悪ければよく見えない。アナログ時代は、レンズの装着規格(ニコンならFマウント)が不変だった。他社機のカメラを購入すれば、持っている交換レンズが使えなくなるため、素人カメラマンは、ニコン、キヤノン、ペンタックスなど、長期にわたって互換性のある製品を使用した。デジタルカメラになってから、半導体の技術革新に引っ張られるように、カメラ性能がすぐに陳腐化する。パソコンやスマートフォンのような鮮度を競う野菜市場になった。デジタルカメラも電子機器の仲間入りと同時に、旬が短くなった。そういえば、昔、パソコンに、最速のMPU(プロセッサ)を搭載して自慢していた時もあった。古い邦画を観ると、今は年老いた女優さんたちも、若いときは美しかったとしみじみ思う。ところで、私のようなへぼカメラマンでも機器だけは、最新のものを欲しがってしまう。ニコンD60⇒ソニーNEXF3K⇒FUJI EX1と半年毎に、半値以下で中古機を売却して買い換えた。次は、○○にしようと思うが、それもいつまで我慢していられるか自信はない。
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