円安・ドル高のドル=105円10銭で引けた
クリスマスが終わり、ニューヨーク市場は実質新年入りした。米長期金利が上昇し、一時、年3.01%と2011年7月下旬以来の高水準になった。米景気の回復期待やFRBの量的緩和縮小で、安全資産とされる債券から株式などのリスク資産にシフトしている流れを映したのだろう。そして、為替は、円安基調が続き円安・ドル高のドル=105円10銭で引けた。市場関係者は、「アベノミクスが成功すれば円安が進むし、失速しても日銀が追加緩和を迫られ円安になる」と、どちらに転んでも円安になるという。散々痛い目にあってきた愚生には、そんな上手い話があるだろうかと疑ってしまう。2013年末にドル・円は、105円に到達した。お正月休み中に入り、さらに円安が加速するのだろうか?円安・株高が引き続き継続するのだろうか?先のことは判らない。日本銀行が供給するマネタリーベースが、130兆円から2013年末に200兆円になった。そして、2014年末には270兆円となり、対GDP比率では50%を超えるという。俯瞰の目で観れば、長期で円安が続くような気がする。猫の額程度の小生の資産も、インフレヘッジとして、米ドル外貨で持つか、日本株で持つかの選択がせまられる。年金生活に突入した身には、円の暴落がないことを期待するしかない。
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