為替相場と秋の空
昨日は、円安で103円近くまで下がった。相場を支配しているのは、海外のヘッジファンドだというから一般人の予想を遥かに超えている。日本の10年物国債の金利は0.61%、米国債は2.8%と乖離してきたことが原因なのだろうか?佐々木融氏の著書には、日本の金利が低いため、世界の景気がよくなる時に、最も売られるとある。確かに、米国株は天井を超えて上がっている。世界の景気が上向いているのだろうか?勤め人を辞めてしまった小生には、景気の体感がわからない。以前なら、接待費の削減や出張禁止とか、社内で事前にマイナス要因が感じ取れた。今回、日銀は国債などを買い入れて138兆円だったマネタリーベースを、2014年末には270兆円に拡大する。俯瞰の目でみれば、金利が上がらずにお札が市場に増えるのだから、余ったお札が海外に流出し、円安になることは納得できる。「為替相場と秋の空」という故事はないが、アップダウンが激しくじっと持ち続けることは、「虫の目」で未熟な小生には容易でない。結局、円安になり恩恵を受けたものは、ドル定期預金のみだった。どうも、欲の皮が突っ張ると儲け損ねるということが、身に染みた。株も為替も、全力買いせずに、半分くらいの力で入れ込むことが「俯瞰の目」を維持できるような気がする。
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