信頼を失った国の哀れな末路
中国が東シナ海に設定した中国防空識別圏(CADIZ)は、日本の防空識別圏(JADIZ)および韓国防空識別圏(KADIZ)と相当部分重なる。韓国は、韓国側KADIZとの重複を避けるよう中国にCADIZを再設定するように提案した。 中国との「直談判」は、先週の中韓次官級国防戦略対話で韓国の提案を一蹴された。韓国の提案とはいったいどういうものなのだろか? 米国と日本がCADIZに抗議をしているのに、KADIZとだけ重ならないように調節さえすれば中国のCADIZ拡大を認めるというものだ。朴槿恵政権はCADIZ拡大に頑強に反対する米国、豪州、日本の側から抜け駆けして、自分の利益を図ろうとした。この地域で中国が主導権を握れるように、中国の提灯持ちの役割を果たそうとする井戸端外交の本質を見せた。この結果、韓国は民主主義同盟諸国から信用を失い孤立した。ならずもの国家「支那帝国」と取引すれば、いずれ済州島も必ず中国領土となる。韓国の戦時作戦統制権を持ってる米国と協議もせずに、何も考えずに中国と勝手に個別取引きをするなど、朴槿恵政権はどうかしている。米国が日本、中国、韓国の順に訪問する意味を彼らはよく理解しているのだろうか?日本を訪問し中国に対する意見を打合せて、中国に抗議後に韓国に結果を知らせて「くぎを刺す」ということだ。信頼を失った国の哀れな末路だ。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 政府の意図から透けて見える(2021.01.11)
- NHKの出来上ったシナリオ(2020.12.30)
- 安倍晋三という人物は全く信用に値しない(2020.07.16)
- 富士通のテレワーク、真の狙い(2020.07.04)
- 政府の遡及法部分は無効と判断(2020.07.01)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 政府には「しっかりしてくれよ」と言いたい(2021.02.24)
- 北関東3県がワーストリレー(2021.01.12)
- 中途半端な対策でよいのだろうか(2020.12.05)
- 「蛇の道は蛇」(2020.11.13)
- 箱根登山鉄道の復旧で活気づいていた(2020.10.27)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 支那に関わらないことが身の安全(2021.01.02)
- 首相が守らないから国民に聞く耳はない(2020.12.27)
- 事業意欲を大きく削ぐのではないだろうか(2020.11.06)
- 安倍政権の成果は、5%から10%の消費税値上げのみ(2020.08.25)
- 固定資産税が2021年度から増税(2020.05.25)
コメント