呉善花・拓殖大教授の『反日・愛国の由来』
M市図書館に予約していた、呉善花・拓殖大教授の『反日・愛国の由来』(韓国人から見た北朝鮮の増補版)を受け取った。韓国社会は、近代国家の体をしているが、李氏朝鮮時代の影響、儒教の影響、小中華思想の影響、事大主義の影響で、前近代からの負の遺産を払拭できず、1905以前に戻っている。今回の朴槿恵大統領の告げ口外交も、小中華思想で支那に寄り添い、日本を1000年恨み続けると発言している。1000年前といえば、豊臣秀吉の朝鮮征伐、帝国主義、軍国主義の日本がすっぽり入ってしまう。現代の日本及び日本人を過去と同次元に扱かって批難する朴槿恵の愚かな言動も理解できる。遡及法で、日本の植民地支配に協力した子孫の資産没収という、馬鹿げた法律を作るような国だから、法治国家の名に値しない。李朝は、明治維新後に朝鮮人女性が日本人と性的交渉を持つことを禁止している。その禁を破れば斬首刑となった。なぜ斬首刑のような大罪かといえば、夷族=日本人による朝鮮民族への陵辱という精神が、従軍慰安婦で大騒ぎする根底でもあるらしい。そうはいっても、世界中に売春婦を数多く送り出している「売春大国・韓国」の姿と矛盾する。さらに、日韓併合後、日本が識字率向上のために学校を作り普及させたハングル文字と漢字での「ハングル・漢字混じり文」を廃止して「ハングル文字専用政策」にしたため、朝鮮半島の人々は「表意文字・漢字」の読み書きができなくなった。その結果、高度な思考展開をする、概念語・抽象後・専門語など、いままであった80%の語彙が失われたという。年間読書量が世界最低という知的荒廃は、国民全体が非識字率者となったようなものだ。正に、1905年の韓国併合以前に、朝鮮半島の人々の思考能力が落ちたといえる。そして、「親北朝鮮=反日=民族主義」と等式で結ぶイデオロギーの前で、国家的自殺行為に突き進んでいるという。一読後、ここ数年の朝鮮半島に起きた理解しがたい状況が「目から鱗が落ちる」ように読み取れた。
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